十年位前に作ったもの。
作り方。自分の手を撮影します。自分で撮るにはセルフタイマーとか鏡とか使うと思うんだが、これを撮ってるときはそういう工夫はしていなかったと記憶しているが、どうやって撮ったのだろう。
そして同じポーズで手袋をして撮ります。大体合えばいいので大体合わせます。
手のひらの歯車の様なものは確か印刷物だったと思う。この頃はスキャナーが楽しくて何でもスキャンしていた。ちなみに手のポーズはこの歯車のパースに合わせている。
眼球は同様にスキャンしたものをレタッチして球体にマッピングした3DCG。ソフトは多分Bryceじゃなかったかな。岩ばっか作ってんじゃねーよと会社で言われたが、あれはグレースケールを3DCG化するソフトと見ることが出来なかったのか。僕はそうやって使ってたんだけど。テクスチャを生成する機能が他では見かけないもので偶然性も含めて面白かった。それせいもあってレンダリング時間が目茶苦茶長くてイラッと来たね。
そうやってバラバラに作った素材をPhotoshopでちまちま合わせて、赤い色は適当に描いた。こういう雰囲気は当時本当に需要が無くて、一人寂しく作ってましたよ。今も変わらないか。