村と紅葉と

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村の登録票の更新をしてきた。
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村とは明治村のことで、住民登録とういう体で入場年間パスがあるのだ。それを買ってきたのだ。更新といっても単に次の一年分のパスを買うだけで更新するから何かおまけしてくれるわけではないのだ。
取り立てて明治に傾倒していたり、建築に興味があるかと問うならば、無いのだが、写真の練習などに空を撮ってるよりは良いんじゃないかと思っている。
他にはちょっとした資料までは行かなくても雰囲気や実際見た感じの認識というか、認識というほど堅いことでもなく、なんというか気分の資料としてもいいんじゃないかと思うものもあり。
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建築物のデザインが良いとか、そういうものとは無関係に展示物のオーバーペイントが経年劣化でべろべろになっている様は展示物としての状態もレストアとしての出来栄えとしても残念な状態ではあるのだが、それはそれでアカンと言う意味でいい味を出している。
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しかし、一般的にコスト考慮すると断腸の思いかどうかはともかく、オーバーペイントせざるを得ないことも重々承知であり、フィクションなどでもこういったオーバーペイントで外装がグダグダ、ぼこぼこ、そして劣化して塗膜がベロベロになっている様も参考になるのではないかと思う。嫌味じゃなくてね。

時期の問題か小学校の社会見学で児童が多い。
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子どもがそんなに好きじゃないというか得意じゃないので、なかなかいらいらさせるのだ。それでも何故こうやって建築物と共にフレームに収めているかというと、こうやってムカつくことをアピールするためではなく、建築物だけでは比較対象物が無いのでスケール感を実感しづらいからだ。一般的に見るものが比較の基準として並ぶと、感覚だけでなく、写真からおおよそのサイズを割り出すことも容易になるのだ。

子どもが普段から近くにいることは無いので、今回は単にムカついていることを披露しただけで人として残念である。
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幸田露伴氏の蝸牛庵は、建築にたいした興味もない僕でも興味を持った。だからといって蝸牛庵は建築家が必ず興味を持つマストのアイテムであるかは知らない。自分で建てるならこういう設計がいいなと思う興味だ。とはいえ、冬は辛い建て方だな。

今回は資料的な撮り方でなく、やや引いて全景を撮るようにした。といってもそんなに積極的に撮ってなくて、なんとなく気が向いたときに撮っただけだ。
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引いて撮ったのはカメラレンズがプアなためズームで寄ると絵が歪むし、そうでなくても歪むからだ。もう一つはスケール感も参考に欲しかったからだ。あくまでも参考資料であって写真として素敵を撮ってるわけじゃないのだ。しかしそれでは写真の練習にならないので、そのうち素敵な写真を撮る俺もやろうと思う。

普段はこういった紅葉と建築物のような写真は撮らない。
写真展にありそうなレイアウトを考えて撮ったのだ。
そのうちエフェクトなどかけよう。
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日差しだけが無駄に強いので何を撮っているかはっきり分からないまま撮った。何が撮りたかったかは人の動きだ。
動きならビデオで撮ればよいのに。ということでそのうちビデオで撮ろう。
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最初の頃は展示物のガイドを軽視していたが、ガイドがいないと見れない場所もあり、今はかなり楽しみにしている。
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ということで、たまに行っている明治村であった。

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