仲代達矢が語る 日本映画黄金時代 (PHP新書)(春日太一 PHP研究所 (2013/1/17))を読んでいました。
俳優、仲代達矢の役者人生を振り返る。
比較的あった事を個人の想いを熱く込めずに話されているか、そのように編集されているので、自分には読みやすい。
また、昔は良かった、今はけしからんといった内容も少なく、仲代達矢本人の言葉で話されている。
自分も思っていた事として、
ハッピーエンドで終わるハリウッド映画というのはあまり面白くなくて、やっぱりヨーロッパ映画、特にイギリス映画、フランス映画、それからスウェーデン映画とか、そういうのが好きでした。人生の虚しさとか、登場人物が救いのないように終わるとかっていうのが好きだったんです。
この一説は映画には感動や共感が無くてはならないとする発想に馴染めずにいたので、ありがたいなと思いました。
コメント コメントを追加