市議会本会議を傍聴していました。

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市議会本会議を傍聴していました。
市議会、本会議はクリティカルでシリアスすぎる案件の質問と答弁の応酬をすることは無いので(あったらゴッサムシティ状態だ)、基本的には前向きな質問と答弁が殆ど。
だからこの場で何かを相談することよりも、行政サービスなどについて議員がチェックするような認識でいると理解しやすいと思いました。

で、選挙。落選した新人候補者は何らかの形で議会を体験したのかなと思いました。
街頭での演説内容に、社会を変えたい!今の政府や行政はダメだ!的な若干アジテーション気味なものが感じられました。それ、地方でやってないです。やってないのに仮に当選してしまうと、まるで親にガンプラを買ってもらったらガンガルだったようなコレジャナイ感に苛まれるのではないでしょうか。

議会に戻りますと、本会議は議員と同様に役所の各部長のプレッシャーも大きいのかなと思いました。質問と答弁で構成されていて、質問は議員がし、答弁はほぼ各部長がするのです。ここに行政サービスのチェック機能があるのかなと思いました。この繰り返しをするということは各部長も議員と同様に議会に向けてやることは変わらないと想定するのです。部長だけが質問に対して仕事しているわけではなく、各部署のスタッフが仕事してるのでしょうけどね。

その答弁もそれこそドラマのように責任逃れのようなものでなく、きちんと説明されていた。当たり前だが現実はドラマじゃないのだ。

なんで各部長が気になったかと問うならば、議員が座っている方向は傍聴席から殆ど見えないからだ。傍聴席は二階にあり、ほぼ議員席の上にある。しかも先頭の椅子がオフセットしているので、着席していると発言していない議員の状況はほぼ見えないのだ。となると各部長などを見るしかないのだ。

発言だけならTVでもネットでも中継で聞けるし、記録を後から読むことも出来る。現場でしか見えないものを見たいし、聞きたい。

単調な議事進行では途中で寝る人が出てもおかしくないが、有権者としては議会で寝ている人に出来れば票を投じたくない。寝てる人チェックだけではなく、自分以外の質問や答弁の時に何をしているか、僕は大切だと思う。それが見れないのは残念だ。

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