物語にとって都合の良い出来事について。

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科捜研の女  File17 妻と愛人の事件簿
物語として出色とかではなくて、物語にとって都合の良い出来事というのは常にあります。むしろ都合が良くないと困るのです。しかしそれが読者、視聴者に丸出しではよくないのです。読者も困るでしょう。そんなときはたった一つの都合の良い要素が次々と不都合な条件を生み出していくと、都合が良かったことが目立たなくなります。それでは不都合なことばっかりになったり反対に嘘くさくならないか?と疑問になりますね。しかし、そうは思わないのです。実際の生活の中で都合の良いことと悪いことなら圧倒的に都合の悪いことが多いからです。実生活の中でありがちな状況に近いと不自然に感じることは少なくなります。科捜研の女のこの回は物語にとって都合の良いこととそれによっておこる不都合な条件がわかりやすく描かれていて参考になります。んー、わかりやすく見えてしまったらじつはよくないんだよなあ。

科捜研の女  File17 妻と愛人の事件簿 (期間限定の配信)
https://tver.jp/episode/63911237?fbclid=IwAR0_0TWxVEqd6lT336klK6XI4-3-QB1w3Nh-sLNgaHPI_r3KXejViC2Hi5Q

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