印刷用の画像の解像度について。

投稿日:

印刷用の画像の解像度はppi(dpi)はそんなに気にしてくて良くて、画像そのもののpixel数が印刷に適しているかが重要なのだよー。72ppiでも1ppiでもなんでもいい。貼り付ける編集ソフトで任意の大きさにリサイズしたらいいんだよ。実際そうやって新聞の広告作ったことあるよ。
だけど、それでは皆バラバラのppi(dpi)で送ってくることになりがちなので貼り付け(配置)サイズの解像度(ppi(dpi))で統一したいのだよ。

本当は線数の兼ね合いもあってきちんと300ppi(dpi)あった方がいいが、実際は300ppi(dpi)無くてもいい。240ppi(dpi)で入稿しても印刷所は爆発していないし、クライアントも怒っていない。だれも240ppi(dpi)なことに気が付かないし、印刷も綺麗に仕上がっているよ。
印刷用の画像でも240dpiどころか、144dpiでも綺麗に印刷できる場合がある。
グレースケールがそうです。一版だけなら144dpiで全く問題ない。これを踏まえればCMYKそれぞれ一版しか使わない色なら144dpiで良いのだ。
さらに1版だけで50%程度のハーフトーンの地紋なら72dpiでも全く問題ない。なぜならば印刷所は爆発していない。クライアントも気づかない、印刷も問題ないからです。印刷所が爆発しないのは冗談で言っているのでは無く、解像度を低くしても誰にも問題が起きていないってことです。
全て300か350dpiなくてもいいのです。ただ管理の問題と分かっていない人や面倒くさいと解像度を下げたり適切な大きさにリサイズしたりしていないです。(下じゃなくて、飽和した解像度で貼り付けているってこと)
インクジェットプリンタで数部内輪で印刷する程度ならこんなことは全く気にせず、依頼した人が納得していればなんでもいいよ。
印刷に解像度は線数から計算されるので厳密には使用する原寸と色数(四色か一色か)と印刷される紙質を予め決定しないとわからないんだよねー。
そしてこの辺りは製版や印刷の担当なのでデザイン部は概略だけ知っているレベルなんだよね。デザイン部で製版や印刷の現場出てる現役とかほぼいないと思う。特に偉い感じの人。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です