アンニンジャーの冒険 初稿

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アンニンジャーの冒険

大嵐の日がありました。何日も続くこの嵐に大きな島の大きな船が大波の大怪獣に呑まれて沈没しました。大人たちは船と共に亡くなってしまいましたが、一人の少年は小さな島まで流れ着きました。

次の朝に島に住む忍者の一人が少年を見つけます。気がついた少年は目の前にいる忍者を見て驚き、とても怖く思いました。少年はすかさず子猿のアメリゴを探しました。あんなに大変な嵐に飲まれて、自分一人しか助からなかったのかと、どんどん不安になったからです。

忍者は小さな島では珍しい服を着ている少年を見て不思議に感じていると、少し離れたところから金色の毛の子猿が飛ぶように走ってきました。

「アメリゴ!」

少年は真っ暗闇から抜け出たように叫び、喜びました。その瞬間にまた気を失ってしまいました。

忍者は少年と子猿を自分たちが暮らす村へ運んで、少年の傷の手当てなどをしました。しばらくしてから少年は助けてもらった忍者にこの島の、というよりもこの村のことを聞きます。ここは忍者が住む村で、世界中の困っている人たちを誰にも知られないように助けていて、そのために毎日訓練をしたり、道具や食料などを作っているのでした。

食事が足りないところに送る食料を作っているところに連れて行ってもらうと、酔っ払ったおじさんがいました。このおじさんも忍者で”どぶろくろう”というのだそうです。「酔っ払っているけど腕は確かなんだ。こいつより美味い料理を作るやつは世界中探してもいないよ。」と助けてくれた忍者が言いました。おじさん忍者は楽しそうに料理を作っています。

練習場にも行きました。ここでは、ものすごい速さで走ったり、重い大きな岩を持ち上げて投げ飛ばしたりする人たちがいました。

「あれはカチグリズリーと電気モンブランって言うんだ。」

少年たちに気づいた一人がものすごい速さでやってきました。「君がこの前流れ着いた少年かい。」と言うのが電気モンブラン。「長いからデンブランと呼んでくれ」とっても気さくで少年はすっかり安心してしまいました。後からやってきたのがカチグリズリーです。ものすごく大きな体です。言葉は少なくてもとっても優しい握手でした。

少年は「僕も忍者になりたい。困っている人を助けたい。」と助けてくれた忍者にいいます。

忍者は「それより今、君が困っている人じゃないか」と苦笑いをします。

しかし少年は「船の沈没で僕の両親は亡くなってしまいました。」「ここで両親の分まで生きていきたいです。」

忍者は「その気持ちがあるなら大きな島に帰りたいと思うまで、頑張ってみるかい?」と言いました。

少年は修行の第一歩を踏み出しました。

忍者たちは緊急連絡を受けます。今世界を我が物にしようとたくらむ”目玉焼キング”とその一味、”シナチクショー”に”キラキラキラーマン”が再び活動を始めたのです。忍者は”ショートケージ”に変身してカチグリズリーやデンブランたちと立ち向かいます。その中に修行中ながら、”アンニンジャー”に変身た少年もいます。アンニンジャーとは、少年が漂着した時にポケットに入っていた杏仁豆腐の箱からショートケージがつけてくれたものです。

END

趣味講座と思って受講を開始した楽しい童話づくり講座で第一回目から宿題が出てしまい、次回一ヶ月後までに一本まとめないといけなくなってしまいました。初めて童話を書く人にはハードルが高すぎるよw
これまで宿題などやったことのないのにその日のうちに片付けました。えらいぞと思ったのですが、なんか宿題としてやってしまうのは違和感があるので、ここで公開して宿題感をなくすようにしました。実際はA4一枚に無理やりレイアウトして紙にプリントしました。

直接は言っていないが、アンパンマンの二次創作をしろと言うことだったが、それでは自分の著作物にはならないので、これは結果と後付けで、二番煎じならオリジナルになるじゃないかと思い、そのように書きました。マジンガーZが当たったから似たようなものとしてアストロガンガーやメカンダーロボやダイケンゴーとか作っても二次創作じゃないからね。もう一つ、これはアンパンマンに登場しそうなキャラクター名(名がポイント)を10考えて、その中から三つ選び、さらにそこから一つ原稿用紙に「題」と書かれた枠に書けと言われて題を決定させられる自動的に思考させられるやり方だったのが僕には納得いかないので、主人公をタイトル・ロールにするのは飲むとしても、考えたキャラクター「名」はできるだけ全部登場させることにした。

【追記】ロゴタイプを作りました。付随するキャラクターはイメージで完成形ではありません。

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