
ドン・キホーテで売っているボールペンは安い17円だ。しかし見た目がダサいし、軽いボディで使いづらく、肝心のリフィルも大昔の油性で描きづらい、かというとこれに関してはそうでもなく、最近の低粘度油性やゲル、水性などとは違い、タッチがつけやすいので絵を描くには使いではあるのだよ。意外と写実的に描くなんてときには都合が良い。しかしボディの軽さは如何ともし難いので、自分が使っているボールペンでは互換性が高いサラサやジェットストリームのボディで使えるようにしてみた。

ここではサラサで使えるようにしている。ジェットストリームやユニボールワンなどにも互換性がある。もう一つ、SAKURAのボールサインIDとも互換性を持たせることができるがそれは後述する。
上の写真の説明。上からドンキぼボールペン、そのリフィル、サラサ、そのリフィル、グリップを増設したサラサ、ドンキのリフィルを改装したもの。
改造方法は、使い終わったサラサのリフィルのペン先をペンチで引き抜いて中の油(インクが漏れないための栓の役目)をティッシュで拭き取ってドンキボールペンのリフィルを入れます。ペンチでペン先を抜くと中の油が一気に漏れ出すので必ず何か敷きましょう。で、サラサのリフィルは内径が極端に細いのでドンキのボールペンのリフィルそのままは入らないから、つまんで変形している部分をカッターで落とします。カッターが使えない人はやすりで削ったらいいかもしれません。差し込むだけでそれなりに固定されるし、できれば何度か使いたいので接着などはしていません。

サラサのリフィルから出ている長さなどをおおよそ合わせます。これをボディに入れれば何の問題もなく使えます。若干ペン先の出る長さが長くなりますが、使用中に特に不具合は出ていません。
これで低重心ドンキボールペンになりました。ボディの重さが変わると使いやすさが思いの外変わり、換装できるようにしてよかったです。サラサのボディを使ったのはうちで空いているのがサラサだけだったからです。ユニボールワンFでも試してみましたが、問題なく使えました。

使用中のボールサインIDでも使えないかと試してみました。これもジェットストリームやサラサと同じ形のリフィルなので使えるんじゃないかと思ったのです。しかし、そのままでは使えませんでした。問題はリフィルの後端にあります。ボールサインIDはサラサのリフィルより内径が大きく、ここに回転子が入って操作されているようなのです。となれば、サラサ同様にボールサインIDのリフィルを使って改造すれば良いのです。サラサの時と違うのは内径が広いので下駄を履かせることと、ボールサインIDのリフィルからドンキボールペンのリフィルがはみ出ないどころか、内側に余裕を作らないといけないことです。履かせる下駄は厚めの両面テープで解決できました。適当にな長さに切った両面テープを左右に貼るだけです。全体に巻く必要はないです。リフィルを短くするのは適当な長さをペンチで切りました。この詩にリフィルないのインクや油を落とさない程度の位置で切る必要があります。
これでボールサインIDでも使えるようになりました。
この改造にジェットストリームは使えないです。先端の作りが違うのでペン先を抜くと長さが変わってしまうのです。ということで改造にはジェットストリーム以外のジェットストリームのリフィルと互換性のあるリフィルを使いましょう。