dotedon15sec from murbozero on Vimeo.
ドテドン15秒。やっと出来ました。声の出演も含めて、全部俺作。めんどくさいw
これでドテドンの映像は一応おしまい。
ちまちまメイキングは書いてきましたが、その後をまとめて書きます。
AfterEffects(以下、AE)で作り込みます。グレースケールのグラデーションやテクスチャなどを貼り込み、明度や彩度を調整します。動きもつけていきます。パペット的なツールもちょっとだけ使いました。元々パペットツールでみょんみょん動かす予定でした。あれがダメとかそういう事ではなく、今回はあんまり自然にならないなと思ったのでフレームバイフレームとピボットで動かしています。もっと画力と計画性があればなんとかなるんじゃないかと。テクスチャは本当のドテ煮の写真を使っています。
光っている部分は全部AEで作りました。パーティクルなどプラグイン満載でもなくて、単にペンで平面描いて伸ばしたりぼかしたり合成モードを変えただけです。最尾のドテ丼は手書きでAEでは動きのタイミングを調整しただけです。
音楽作ります。iOSアプリのKORG Module leのストリングスで弾いてAbleton liveで編集しています。あまり音色に神経質にこだわらないのですが、今回はKORG Moduleのストリングスが良かったです。他の打楽器はAbleto liveの付属のドラム音源を適当にパラメーターを調整して鳴らしています。どちらもMIDIキーボードで演奏。
ドテドンという声も作ります。二種類叫んで混ぜています。「ドテドーン!」と「ドドドーン!」です。なぜかというとドテドンを続けて言うと詰まった言い方しかできないため、早口でつっかえないよう言うためです。「ドテドーン」のほうはちょっとだけゆっくりに言っています。単に僕の技術不足です。この二つを並べてピッチなどを調整してリバーブなどのエフェクトを追加しています。
MAします。絵と音を合わせます。一応タイミングは見計らって音は作ったものの、映像と思った通りのタイミングではないので、ここで調整します。音声レベルも足りていないところはオートですが調整しています。
怪獣映像は本当は実写がいいし、仕方がないので3DCGでと思ったらパソコンが調子悪く、仕方がないので手描きで作ったというのが実際で、おなじみの妥協でしかないですが、出来ることのすべてでもあり、ちびっ子が怖いと思ってくれたら目的は達成できたかなと思います。