ドライブインギャラリー

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2020年4月7日に緊急事態宣言が出まして、期間:令和2年4月7日~5月6日  区域:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県が対象なので、愛知、岐阜県は入っていませんが、国から言われると対象でない道府県でなくてもなんとなく自分たちも倣わなくちゃと思ってしまうんですよね。家から出たら絶対死ぬとかどういうことではない。医療、政治についてはその専門の方に任せるとして、ギャラリーなどもクローズになっていることが多いどころかほぼ閉めている。で、ネットで写真撮って公開とか。展覧会出来なくて残念とか。たしかに残念なんですが、これまで実物を見なければアカーン!的な事になってたり言われたりしました。僕はどっちでもいいと思っています。実物でも写真でもなんでもいい。オリジナルの実物、本物を見ないと心は動かせないなんて言うのはちょっと話が違うんじゃないか、心折れ過ぎじゃないか?

己書を描いているまーびんさんとやっているライブで絵を描くユニット、まあぼんは絵は五枚しか描いてないのに、皆がいつでも見れる作品があります。これです。愛知県江南市にあるアイチレッカー江南営業所の駐車場にあるコンテナに描いた絵です。そういえばタイトル考えていないな。

映画鑑賞の方法としてドライブインシアターがあります。駐車場でスクリーンに映写し、それぞれの車のカーステレオのFMラジオで音を出して映画を見るのです。なんでFMラジオなのかと問うならば、音声をFMトランスミッターで飛ばすのです。それの絵の展示版だと思って頂きたいのが、この絵。

なにせ展示場所がこの状況。燃えた車が大変バイオレンスかつ無駄なインパクトを放っているので、絵に向かって集中する配置ではないのですが、展示場所が事故車などを牽引するのが仕事のアイチレッカーなのを多少割り引いてもらって、いつの日かは燃えた車とテレコにして(入れ替える)車道から見やすいようになるでしょう。

しかし待ちきれないとか、今の外出しづらい社会状況だからこそ、車に乗ったまま鑑賞ができるまさにドライブインギャラリーな、もちろん見做しなんですけど、この絵を見てもらえたらと思います。もちろん無理に来て!ではないです。僕自身、現地にいませんし、大挙されてもアイチレッカーに迷惑がかかります。買い出しなどのついでに思い出したら寄ってみるくらいの感覚ですよ。たかが絵ですもの。見れたら良かったね、もしかしたら楽しいかも。そのくらいでいいですし、そのほうがお互い気楽です。

僕はさー、そんなに実物見ることに対して重さがないのよ。ネットで写真で見れたら別にいいじゃん。一緒だよ。描いてる本人が言ってんだからw。一々他所さんに言われたくないんですが、そう言うなら今こそ、COVID19なんかに負けて展覧中止です、見れません、見るならネットで写真見て。っていうのはね、僕は納得行かないんですよ。嫌じゃね?わけのわからんやつに負けてやりたいことが出来ないっての。COVID19じゃなくても僕はずっと負けているので今更ですけど。

僕らは運良く外で大きな絵を描く機会に恵まれて都合よく紹介できるだけなんですが、外で描いたり展示できなくても、ただネットで絵を撮った写真を並べる以外に、内容やテクニカルなことなどの解説などしてみるとか工夫してみませんか?

他所さんはともかく、作家であろうがなかろうが、どこかで偉い賞をとったとか学校出たとかまったくないんですけど、左右10メートルの絵を描きました。
このブログでも途中経過から完成まで見れます。それでも実物が見たい方は愛知県江南市のアイチレッカー江南営業所の駐車場にあります。車で行って車内から見れます。外に出ても多分大丈夫です。ナウシカみたいに胞子飛んでいないし、ブレードランナーみたいに酸性雨も降っていません。むしろ人もいなくて若干寂しいですw。
子どもでも描けるような絵で恐縮ですけども、せっかく描いたのでどんな方法でも良いのでよろしかったら見ていただけると嬉しいです。

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