DAWのReason(2012年9/18現在のバージョンは6)でおなじみのPropellerhead SoftwareによるiOSアプリケーション、Figureが1.2になっていた。
大変残念なことにUI、見た目だな、の表記が中途半端に漢字かな混じり表記になってしまった。日本語と書かずに漢字かな混じりとしたのは知ったかを決め込むためでなく、ローマ字表記も日本語なのだ。だからあえて漢字かな交じりとしたのだ。
これではアメリカで売れているミュージシャンを必死に真似している日本のミュージシャンみたいだ。泣ける、そしてダサい。
全部2バイトで漢字かな混じりだったり、フォントなどを考慮していればこれもありだったかもしれないが、中途半端かつ自分の都合の良い部分だけ2バイトはダサい。プロペラヘッドダサい。恰好いいのに恰好悪い。
恰好いい部分を説明しよう。
それはAudioCopyだ。WIST(Wireless Sync-Start Technology)はちょっと分からない。分からないのは僕が音楽関連に詳しくないからだ。
AudioCopyは簡単なコピー&ペーストではなく若干の手続きを踏まなくてはならないのが面倒だ。面倒だが任意のソフトで作った音源が別のソフトでも利用できるのは大変有意義だ。
やってみよう。Figureで作ってiKaossilatorで利用してみる。
ドラムパートでとりあえず音を鳴らしてRECする。先に新規にファイルを作って名前を付けておこう。名前は後でも何とかなるが、出来るだけ出来る準備は先にしておいたほうが何かと便利だ。これに限らずコンピューターで何かを作るときは準備が大切だ。適当は良くない。
しかし今作っているトラックはかなり適当に作っている。
実際、てきとうなのはテンポ、リズム、小節数なども適当だ。しかし、小節数はあまり長くないほうがいいかもね。テンポもある程度は気にしたほうがいい。気にしかたはエクスポート先のテンポとあわせたほうがいいときもある。あえて合わせずに変化を楽しむこともあると思う。楽しみで作るならあえてテンポは適当がいいと思う。
iKaossilatorに送ることを想定して作っているので、ドラムパートだけだ。ベースやリードも作ってしまうとiKaossilatorでなんだか分からなくなるときがある。
今回の1.2へのアップグレードでエクスポートがiTunesとAudioCopyが選べるようになった。iTunesはこれまでどおりの作ったトラックを音声データとして保存できる。今はAudioCopyを選ぼう。
AudioCopyが完了するとこのダイアログが出る。
他にもAudioCopyの出来るアプリケーションをインストールしているのだけど、iKaossilatorしか出てこないのでLAUNCHする。
起動するiKaossilator
Figureでコピーしたデータをインポートしよう。メイン画面の音色名をタップしてこの画面。更に向かって左上のInportをタップするとリストが表示される。
任意の名前をタップするとインポートするか聞いてくるのでOKをタップする。
Sound Listにインポートしたデータがリストアップされるので選択して利用しよう。
ベースも作ってみよう。実際ベースになっているかは不明だが、ベーストラックを使う。
新規でファイルを作ってベーストラックだけのデータを作る。作ったら保存してエクスポートだ。
さっきとは別のトラックに読み込んで利用しよう。
テンポをきちんと合わせて利用するのもいいけど、ある程度適当にテンポを変えてしまったほうが思わぬ効果を生んで面白いと思う。それと、Figureで設定した小節数より多く小節数を設定したほうが変化を作れる。あえて短い小節にしてループさせるのもいいね。