バンダイ製1/2ガシャポンマシンがアマゾンなどのレビューであんまり調子よくないのでこっちを買いました。と言うほどリプレイスにはならないので注意してください。
確かによくできていますが、幼児でも組み立てられて、多少乱暴に扱ってもへこたれない(壊れない意味ではない)作りになっているものの、ボール紙で作った感じは相当します。あくまでも乳幼児が楽しむ範囲のものです。
組み立ては気になる部分もありますが、大人の見守りがあれば幼児が組み立てられるように設計されているので、ガシャポン好きのおっさんなら瞬時に組み立て可能だ。難しくないが少しコツはいる。
じゃぁ、組み立てだ。
なん十年ぶりかに幼児誌買ったよw自分で買うのは初めてだ。当然だがガシャポンマシンのおまけではなく仮面ライダージオウの変身アイテムであるライドウォッチのガシャポンマシンだ。更にエクスキューズとして本誌折込のすごろくのサイコロ替わりとしての位置づけだ。
開ける。制作にための道具は特に要らない。組み立て説明書ではセロテープが必要と書かれているが、設計が良くできているためこれも要らない。僕はセロテープを使っていない。
付属のカプセルは手前の大きさのもの。後ろがガシャポンのザクヘッドとおおよそ同サイズの空カプセル。この大きさを想定していると肩透かしになる。多分現状で一番小さいサイスです。実測で直径39mmで、市販されているものだと40mmが近似の大きさです。1mmの違いがマシンから排出されるときに引っ掛かりになるのではと懸念しますが、もし市販のカプセルで補充するなら40mmで、排出口で引っかかるなら紙製だので適当に削って調整でしょうか。
創動ビルドのクローズマグマと比較。中身はピアスとか小さなオーナメントかがいいかな。
ガシャポンマシンの全パーツ。全てボール紙にプリントされています。各パーツも手で外せます。しかし、小さなパーツはプラモデルでいうゲートの間隔が狭いのでパーツの外すのに注意が必要。雑に外すと爪(パーツを組む部分)部分などを痛める可能性があります。
組み立て説明書通りに進めます。取っ手から作ります。爪を指すスリットは軽くふさがっています。そのまま突き刺しても組み立てることは可能ですが、先に書いたように爪を痛める可能性があるのでカッターで丸い部分を押して外し、スリット部分を軽くなぞって揉んでおくと刺しやすいです。揉んでおくというのは木工でネジやくぎを打つ場合に先にキリで軽く穴をあけておくことを言います。
どんどん組み立てます。スリットを揉むのにカッターを使えと僕は勧めておりますが、この作業は大人がやったらいいと思うんですよ。そんなに大変じゃない作業ですし。しかし、刃物を使えない(持つことすらおぼつかない)大人が多いようで先に持ち方から練習しておくといいんじゃないでしょうか。
書いてあるそれぞれの番号は爪と指す場所で対応しています。爪は刺すまで曲げるなが鉄則です。
コツコツ組み立てます。
内側のパーツと取っ手を組み付けると途端に形が見えてきます。
ここもセロテープで固定するように書いてありますが、そのままでも問題ないです。
外装に組み付けると立ちます。この辺りまで進めるとあちこちが固定されていくのでパーツを差し込みずらくなってくるので焦らず慎重に作業です。
屋根を組み立てます。これはカプセルを出し入れする蓋でもあります。
出来ました。看板は高さが出てしまうので透明シートの後ろに入れました。取っ手もちょっとだけ負荷がかかって回すことが楽しさになるんじゃないかな。カプセルも心地よく排出されます。ボール紙製で軽いので重りを入れたほうがかもね。
中身と看板を自作してオリジナルのガシャポンマシンも作れます。
ガシャポンマシンの雰囲気を楽しむにはちょうど良い大きさと価格じゃないでしょうか。あれこれ不満があれば本物を購入しましょう。
幼稚園 2018年 10 月号
空カプセル 40mm