ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒(Gamera 3 : Revenge of Iris)(1999年 日本 監督 金子修介(本編)樋口真嗣(特技))
ガメラ三部作の三つ目。売れたら次回作を作るという連続で、結果として三部作になったようだ。
僕は一番良く出来ていると思っている。いろんな要素を詰め込みすぎて、テーマが散漫になっているのはこれだけでは無いし、登場人物が常に事象について説明し続けるのも以前からだ。それでも物語り自体は難解ではないし、全ては怪獣が存在するための言い訳だ。これは言い訳も含めて楽しむ映画なのだから、その部分を取り出してこの映画がダメであると言ってもな、それでは怪獣映画が存在できないからねえ。
大きな怪獣がきちんと大きく見えて、大きな街を盛大に破壊して怪獣同士で戦う。それができるだけ怖い感じに描けていたら良いと思いました。だからこの映画は良いと思いましたよ。