童話の書き方を毎月習うことにしました。今日が一回目。習うのであって教えるのじゃないよw勉強します。なぜかと問うならば、僕は学校的な仕組みで学ぶのがとても苦手で、一人で勝手に他人に教えてもらう作戦をやってきたし、他人の作り方を全く知らないのでそろそろ知りたいことと、まあぼんで絵の講座的なことをやってみたいので、僕が教えないとしてもどうやって運営したり教えたりするのか知りたかったからだ。とにかく教えてもらう立場、完全ど素人の立場で参加します。

市民講座で定員20名のところを一回目から一人欠席の19人でスタート。
初心者講座だからか、既存の童話(児童物語)の二次創作からスタートすることにしたらしいが、それが受講者に伝わりづらく、今日、そして計10回の講座のゴールを明確にしてもらえないので、受講者が困惑することになる。がんばれ先生。僕もわからん。そして宿題が出てしまう。プロになるための虎の穴ならいざ知らず、一回二時間の趣味講座で宿題は辛い。これはなくなったことだが、物語を完成させて受講者分プリントしてきてください。(費用は受講者負担)は一瞬で反対意見が出てやらなくなったが、これは金額の問題ではなく、後出しで費用がかかることに対して不審があるということ。そこをわからない方は仕事をしていてもたまにいる。ケチだからではない。話が違うのだ。そして講師と運営のバランスとかアナウンスのタイミングが非常に悪い。先の料金が発生する自体は運営の問題なので講師ではなく企画スタッフが説明すればいいし、講師はできるだけ内容に集中すべきじゃないかな。もう一つは聴覚の問題がある方が複数人いらっしゃり、この方々のケアが微妙だった。詳細は省くが、ここはスタッフが臨機応変に対応すれば解決する問題だと思った。何より、座る席があらかじめ決められているのは会場に来るまでわからなかった。全体的に説明が足りていないと思った。この講座で何をしたいか、何ができるのかを事務的でいいので最初に伝えるべきだろう。こちらもかなりぼやけた状態あってもとりあえずわかったふりをして参加しまっているのも良くなかった。わからなかったら聞くのはとても大切だし、運営するなら聞く回数を極力減らす工夫が必要だ。この辺りを臨機応変に対応していたのが似顔絵描きなどでお世話になっている、児童センターのスタッフの方々だ。もちろんいつもうまくできていることはないだろう。しかし、工夫の選択肢を複数持っているし、それらの共有もできている。それぞれ良いところを学びたい。
内容としては、よそさんのやり方をあらゆる意味で勉強することにしているので、僕は基本的に丸呑みだ。とはいえ、それは違うと思ったことは適当に修正している。何がなんでも起承転結に押し込めるのは僕はもうやっておらず、序破急のような三幕構成で物語を考えるようにしているが、どちらの形式にも押し込める必要はないと思っていて、起承転結の順番が違っても良いと思う。最後が投げっぱなしの転でも良い。そのように書くのは文才がいるが、ここでは文才については問うていない。書けるならなんでもいいのだ。書けない時の作戦として起承転結でも序破急でもあればいい。そんだけじゃないか。で、今回は書いたことがない人のために用意されたのだろう。僕が三幕構成を選択しているのは、他の状況でも三の数や量、形などがとてもわかりやすく強度が高いからだ。応用が効くのです。
もう一つ全力で否定したいのが、アイデアの出し方を説明しないままにアイデア決定の誘導をすることだ。アンパンマンの二次創作(とは言っていないが、説明を聞く限りでは二次創作。脱線するが、最初にアンパンマンの絵本の朗読からアンパンマンの主題歌を聞かされる件は、子育てをした、している方が多い受講者にはかなり鬱陶しいことではなかったかと思う。)として、自分でアンパンマンに登場するキャラクターの名前を10書き出してみようと言われたら、単に名前を出すだけだろう。そのあとでそれをキャラクターとして物語を作るとは思わないからキャラクターとして動かしづらいものを挙げてしまう受講者も多かった。さらにこの中から三つ選びなさい、さらに一つ選んで配った原稿用紙の題と書かれている枠にその名前を書きなさい。はい、それがあなたがこれから書く物語の題です。と言われたらとっても困るじゃん。物語を作ることとキャラクターを作ることは違うので、キャラクターから物語を発想することに慣れていないと却って書きづらいです。これから何をするのかきちんと説明しないと、これは騙されたみたいに感じてしまう。まだ第一回目なのに次回から受講を考えてしまっても致し方ない。これをやりたかったら、とにかく今はアンパンマンの二次創作をする。しかも書きた方が全くわからない方に向けてできるだけ自分で考えなくても物語の構造を作る方法を教えます。それとは別にすでに書きたいものがある方や、書く器量のある人は自由に書いてください。などのアナウンスがないと不安だし、書きたいものを無意味に制限されるのは楽しくないと思うけどね。
あ、まだあった。10のキャラクター名(あくまでも名前であってキャラクターじゃないと思う。)から選ばれた一つは思い入れがあると言われたが、僕はダジャレとロジックで考えた言葉のあやには思い入れがないし、反対にキャラクター性を想像するなら全てに思い入れがある。だからできるだけ全員出すことにした。あのさ、急場とはいえ頑張って考えたのだよ。間引きするために考えたんじゃないよ。
で、お前はボロクソ言っているが、悪いことばっかり見てきたのか、良いところを見ていないのかといえば、目についたことがこれだったと言うことです。よかった点はそれでも先生は頑張っていることだ。ただそれを先に書いてしまうと僕があまりにも偉そうだからだ。それに頑張っているのは気持ちの部分なので受講者としては知ったこっちゃないのだ。
次回来月までに短い文を作らなければならないので作る。もう作った。
あ、素朴に思ったんだけど、創作講座のテキストに既存の著作物を活用するのは許可いるんじゃないのかな?いらんものなの?
いるのだったら、今日のことは昼寝の夢です。

個人的にモチベーションを上げるために出席スタンプ票を作りました。