ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(原題/Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 2)(2011年 イギリス、アメリカ 監督/デイビッド・イェーツ)
キャラクターがうじうじしてたり、歯の奥に物が挟まったような台詞回しで必要なことを隠すやり方を少なくしたら、多分もっと短い時間でまとまるんじゃないかな。
最後の戦いは魔法が呪文を言って短い杖の先からギザギザの光を出すだけなので、日本の少年ジャンプ漫画を見ているようだった。映画のラストの19年後はいらなかったなあ。ただの日常に戻る程には人の世界を描いていないし、ハリーたちが平和は欲しいと思っていただろうが、日常を取り戻したいこと強く望んでいるようには見えなかったからだ。
素晴らしいと思った点は、主演の三人とパリーをいじめてるやつドラコ・マルフォイの役が全員同じキャストでシリーズラストを迎えていることだ。こういったシリーズものや子役が主演の場合、続編で子役がぐれて別に人の変わったり、ギャラで揉めて兄弟やいとこが登場することがよくあるからね。
今更だけど映像はみごとだ。