iKaossilatorがAudioPasteに対応したので試してみた。
AudioPasteはこっちの音楽系アプリからあっちの音楽アプリへ音データをコピーペーストできる仕組みだ。
iKaossilatorは内臓のループしか使えなかった。これだけでも楽しめるのだが完全オリジナルは作れなかったんだね。それがAudioPasteに対応することでループすら自作することが出来るようになったのだ。
AudioPasteに対応しているiOSアプリを持っているので試してみた。
VOICE SYNTHだ。
シンセサイザーもあるのだが、VOICE SYNTHはマイク入力が出来るので音声をiKaossilatorに持っていくことが出来るのだ。
単純にRECした。
EXPORTする。二つあるが向かって右だ。
iKaossilatorを起動してペーストする。
ループを選ぶとこに移る。User Loopsに何も無い。なぜならばまだ追加していないからだ。左上のimportをクリックして追加しよう。
クリックするとこのページに移動する。
iTunes Sharing Folderがあるが、PCのDAWなどで作ったループをiTunes経由で読むことも出来るがこれは機会があればまた説明する。今回はその下のClipbordだ。General Pastebordが先ほどEXPORTした音だ。他にもリストアップされているものがあるがこれらはiKaossilatorで作ったループをコピーしたものだ。つまり自分で作ったループを読み込みことも出来る。
General Pastebordを選択してBackで戻ろう。
戻るとUser Loopsに追加されている。右上のEditをクリックして名前などを変更しよう。名前以外は変更しなくてもいいが名前だけは変えておかないとUser Loopsが増えた時に何だか分からなくなるぞ。僕は何だか分からなかった。
出来たらBackで戻って鳴らしてみよう。
なったのがこれだ。
音のリンクが表示できていないときは下記から見て欲しい。
http://soundcloud.com/murbo/check-one-two01
朝目が覚めて起きる前にRECしたので音質は問わないで欲しい。
音は出ているが無音部分を削除したい。しかしVOICE SYNTHは直接RECした音はエディットできないのだ。
じゃ何がエディット出来るのかと問うならば、VOICE SAMPLERだ。VOICE SYNTHには二つREC出来る箇所があるのだ。ここだと簡単な波形編集も出来る。
多分一番の問題はエフェクトのかかった音声しかREC出来ないのだ。
本来RECした音をリアルタイムでエフェクトをかけるツールなのでこういうもので今回のような使い方はイレギュラーなのだ。エフェクトがかかってしまうのはあっさり諦めて次へ進む。
ここでサンプリング(REC)した音を更に別のRECORDERでRECする。
RECした後は先ほどと同じ工程だ。
iKaossilatorで演奏するとこんな音だ。エフェクトはかかってしまったが、無音は削除することが出来た。
音のリンクが表示できていないときは下記から見て欲しい。
http://soundcloud.com/murbo/check-one-two02
演奏中の画面はこんなだ。
他の音を鳴らしていないし、User Loopsのカラーが白なので見た目が相当地味だ。
こんな具合でオリジナルのループや、サンプリングツールと併用するれば生の音をiKaossilatorで利用することが出来るようになった。