怪獣大戦争(英題/Invasion of Astro-Monster)(1965年 日本 監督/本多猪四郎 (本編)、円谷英二 (特撮))
見た。怪獣などより侵略者との人間ドラマ部分に重点が置かれている。怪獣大戦争だけじゃなく、怪獣総進撃などもそうで、メカゴジラの逆襲まで大体こんな感じだ。怪獣をドラマにきちんと絡めてくるのは意外と平成以降のゴジラシリーズじゃないかな。怪獣に関してはたまたま怪獣アイテムを使ってるだけで怪獣じゃなくても話は進むというかね。自衛隊の実行部隊の扱いが雑な気がした。Aサイクル光線車も数台破壊されているのにあんまり残念そうじゃない。
今回注目したのは戦車で、61式戦車の登場シーンはバンクが多かった。フィルムの使いまわしということだ。ミニチュアに関しては相原模型の1/15スケールの金属製模型を利用しているようだけど、やっぱり前面装甲の傾斜が鈍角で砲塔の取り付け位置が前進しすぎているように感じる。となると担当部門で模型作っているのじゃないかなあ。