何度目かの列車に乗った男を見た。

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列車に乗った男(原題/L’ Homme du train)(2002年 フランス 監督/パトリス・ルコント)

ちょっともやっとした感じを全体に受けたんだけど、おじいちゃんのファンタジーを実写化した部分があり、そこがもやっとした印象を持った部分なんだろうと思った。えっと、ダメって言ってるのでなくて、死ぬ間際にやっと心を開けたのかなという印象という意味で。
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最後に主人公の二人は死ぬんだけど、その意味は全く違う。そして何にも成し遂げない。むしろ失敗している。
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あえていうならそれぞれの人生に全く無関係な二人が、ふわっとした友情を持つ話。男だから成立するのか、映画だから出来たのか。雰囲気は良いのでバーなどでBGVに流したら、うっかりしっかり見てしまって欝進行を期待したいね。
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