何度目かの真夏のオリオンを見た。

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真夏のオリオン(2009年 日本 監督/篠原哲雄)

実際に第二次世界大戦中の日本軍の潜水艦の状況を知らないのでこれが本物に近いかは判らない。でも21世紀の日本から見た第二次世界大戦の日本の潜水艦を描くとこうなるのだろう。2009年以前に日本の映画で描かれた戦争や軍隊などでもっともっとしょぼいのはいくらでもあるし、むしろ60年代や70年代のほうが考証も作りこみも酷いものは多い。というか、そもそもミリタリー方面の考証はぞんざいだと思う。そういうのはミリタリーオタクがやればいいという人もいるし、そのいう人に限って軍人が軍人に見えないとか言い出すし。今の自衛隊員だって所謂想像する隊員らしさの無い人はたくさんいる。ああいえばこういう状態なので、僕はおおよそ出来ていれば気にしないことにしている。それよりも今の視点で当時をどう描くかを見たほうが良いと思っている。それがセンチメンタルでもだ。

で、真夏のオリオンはどうなのかと問うならば、普通。

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