名刺を依頼しよう。

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個人事業主や小規模事業などで名刺が必要になるとき、ほぼ予算がキビシー!(財津一郎のイメージなんですが、僕もピアノ以外で財津一郎知らないんですよ)くても名刺をそこそこな見た目にしたいと思いますよね? 文字だけ並んでいれば良いというのは今時あまりないと思います。予算が厳しくてね。というときなどは辿る伝もないでしょうから、どうやって依頼したらいいかわからないと思います。
「上手いことやっといて。」
これは自分自身に依頼するとき以外は誰にも意図は伝わりません。

ならば、自分で紙にスケッチしてみよう!を考えてみましたが、絵を描くのがとにかく嫌、描けたとして予想外にアイデアが古かったり、自分のことなのに自分が意図する感覚と違うなどが出てきた場合に、デザインする人がスケッチから外れることが出来ない場合があります。
紙に描いて写真撮ってメールかメッセンジャー的なものに貼って送って、なかなかの手間です。手間がかかると時間がかかり、予算にも関わってきます。なにしろ予算は地球最大の問題です。
次にこれなら僕が依頼を受けたりその逆でも分かりやすいかと思ったのは、やりたいことを全部文字に書くことです。これならやりたいことを自分で洗い出すことにもなり、手数も増えません。多分。
で、書くことは、名刺に入れたい文字情報と自分や事業などへのイメージカラーです。紙の種類や大きさ、形なども考えようと思えば出来ますが、何しろ地球最大の問題である予算が立ち塞がります。紙の種類や大きさ、形は定形にしましょう。これにも割と意味があって変形名刺は渡すときにはインパクトがありますがそれ以外はじゃまになってしまう、変わった形は出オチなのです。出オチは定形サイズの紙の上でもがんばれます。名刺に限らず予算が少ないとこういった笑いに走りがちです。僕らは芸人ではないです、笑いは芸人にお任せしましょう。
文字情報は入れたい文言です。殆どの場合、事業所や事業の名称、個人名とその肩書き、住所、連絡手段と営業品目ではと思います。連絡手段と書いたのは今は電話以外の通信手段が多すぎるので自分で適切なものを考えてください。全部載せてもいいですし、いくつか選んで載せても良いです。
これらのどれを強調したいとか、個人名を変更して複数作成する場合はそのときに変更する内容を伝えておくといいです。日本語以外の言語の表記も入れたい場合も翻訳を用意しましょう。日本語に併記するのか、例えば裏面に日本語以外で表面と同じようにレイアウトするのかなど。できるだけデザインする場合に文字要素で迷わないように書き出せるといいです。
イメージカラーを決めかねているなら、鮮やか、温かい、涼しげ、柔らかい、赤っぽい緑っぽいなど大雑把な雰囲気でもいいです。どうしても説明つかないときは、絶対に使ってほしくない色を書いておくといいです。またはその逆。好きなものと嫌いなもの、少ない方を伝えると作り手は作りやすいです。
結局、何をしたいかと言うと、自分にとっても大雑把には決まっている未知なゴールに他人を誘導するのです。赤くて丸いものがほしい!でもそれはなんだか分からん!だが赤くて丸いものがほしいから探すなり作るなりして欲しい!それなのに予算が常識的な額よりも少ないんだ!どうしてくれよう!(正直、知らんがなw!なんですけど、あえて受けるならば)てな時に赤くて丸いだけでなく、できるだけたくさん情報を伝えるとか、反対にこんな赤くて丸いものは嫌だ!を伝えるのです。
意外と困るのは、これみたいにして欲しいと既存の名刺などを持ってこられる場合です。作り手同士ならイメージの共有という意味で有効なのですが、そうではない場合は偽物を作れでしかないことが多いです。名刺はビジネスマンの顔じゃないかと勝手に思っていまして、その顔が偽物は嫌じゃないかなあ。偽物は所詮、本物には敵わないです。

てなことで、依頼をするときはたくさん話しましょう。

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