多分、集中してパノラマ写真をとるのはこれが最後だと思います。
撮れるときに撮りたいので逆光などは気にしないことにしました。ピントも時には甘いまま撮って出すこともあります。これは左右の建物がなくなり、ポツンと一件だけ立っているようになってしまったバーです。
このように孤立しています。
こうやって周囲が駐車場で囲まれた一軒家がこの商店街には点在しています。いろいろ事情があるのでしょう。
これもそうですね。逆光が厳しいです。周囲に建物があった頃はこの建物のコンセプトである小路が成り立っていましたが、まさか小路だけになるとはオーナーも思っていなかったでしょう。
寒くて手が動いて上下にぶれないように両手でカメラを構えていました。もう一つ理由があって、3×3パノラマで建物を撮る場合は合成された写真の中央に中心にしたいものが位置するようにしないとかなり下を向いた写真が出来上がります。この写真だと僕の目の高さは中央にあるポリバケツの上の黒い半月の模様の頂点当たりです。ですので、目の高さで構えると上がエアコンの室外機当たりになり、下は路地を大きく撮ることになります。それを回避するために手を挙げて自分の頭よりも上で構えることになり、それに伴う上下の揺れを回避する意味もあったのです。この時の持ち方が悪くて、下のように手袋をした手が入ってしまいました。
持つときはRECボタンより下を持ちましょう。両手で持ちたいときは一旦、片手で持って、その手首を固定するようにもう片方を添えるといいかもね。
正しく合成されているのに何か破綻しているような気がする風景。
3×3の効果があるものとない場合がある。
これも駐車場に囲まれてしまった一軒家。
3×3パノラマの撮影中に移動するとこのようになります。撮れずに「なる」のは九枚の写真をアプリで合成しているからです。
あえて意識して移動すれば独自の写真を作ることができます。
中心もさることながら周囲のディティールが見どころになるので撮影するときは自分の真横にあるものを気にするといいんじゃないか。
気にした割には周囲が撮れていない。
このような細い路地だとフィッシュアイで撮った絵を逆にひずみ方になるようだ。
高度成長期のまま、ほとんど変化がない商店街にあってもこのようないい味出してる物件はなかなかない。