血を吸うカメラ（原題／Peeping Tom）（1960年　イギリス　監督／マイケル・パウエル）
年代上仕方の無いことだろうけど、邦題がよくない。カメラよりも主人公の病んだ性癖がモチーフの映画なのでこれだと全然視点がが違う。あえて言うなら血を吸うのはカメラではなく三脚だしね。

自分の性癖を自覚し葛藤する場面が良かった。後半の盲目のモデルとのシークエンスはレッド・ドラゴンのクライマックスを思い起こしました。レッド・ドラゴンのほうがうんと若い映画だけどね。

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