最近はこのように直立不動的なデザインをプレゼンテーションするような絵ばかりを描いていまして、画材の殆どを鉛筆(0.9mmシャーペン)とiOSアプリのペイントソフトProcerateで作成しています。鉛筆は紙に描いているので何らかの方法でデジタル化しなければ仕上げられません。僕はスキャナーでスキャンしてPhotoshopフォーマット(以下、PSD)にしてProcreateにDropBox経由で読み込んでいます。その辺りの経過はいくつかの別のエントリーで書いています。
背景は見かけ上は白いですがレイヤーとしては透明です。のちに背景などの要素を作って仕上げたいからとか、他のキャラクターと並べたいからです。そのためにキャラクター部分だけ塗りつぶしたレイヤーを作っていまして、これが面倒くさくて創造的でないために結構なストレスになっています。さらに時間もかかります。
線で囲ってあればバケツで塗りつぶせばいいじゃん、お前バカかよ。ではありますが、バカはあなたです。他人をバカというのがSNSなのではやっているようなのでやってみました。本当はバカとか一々思っていません。これを書くので忙しいので一々全然知らない人の人格攻撃している暇ありません。囲んだ線がアンチエイリアスのかかっていない線であればそれも可能でしょうし、線画必ず閉じていればできるでしょう。描いているのはのちの作業を考慮しない適当な人です。適当でなくてもアンチエイリアスのかかっていない線を描いたり、完全に閉じた線ばかり描ける人はそんなにないんじゃないかなあ。そこを気にしすぎると線に勢いがなくなるし。
しかし手作業で塗りつぶすのはなかなか面倒です。いつか終わるともって地道にやってますけどね。
Procreateで出来ないかと問うならば、出来ないです。選択範囲のコントロールとアルファチャンネルのコントロールが自在にできないと困難なのです。この二つともProcreateではできないのです。純粋に絵を描くためのコンピューターならではのツールは揃っています。つまり仕事が違うのです。ならばPCでスキャンしたときに下準備できるんじゃないかと思いまして、あれこれやってみました、GIMPで。
何でPhotoshopではなくGIMPかといいますと、以前にも書きましたが、あなたには道具を持っているから頼むんですと、そこそこ地位のある人にくそ浅い見識のことを言われたからです。GIMPは誰もが使える無料のソフトウェアです。くそ浅い見識の人にも手に入れられるものです。ていうことで、むきになって使っています。普段の仕事ではPhotshopを使っています。出来ることはほぼ同じでもGIMPは操作性に難があって、道具と作業機械の差というか、どうにもなじめない部分があります。所詮慣れだとは思いますけどね。
そして線画レイヤーと塗りつぶしレイヤーを作ってPSDで保存してさあ!Procreateで読み込みだ!
こうなりました。緑の線は説明するためにProcereateで入れました。
二つのレイヤーは合成されて一つになっています。レイヤーは一つだけしか読まれず、複数ある場合は強制的に一つにさせられます。GIMPで作ったPSDだからこうなるのか不明です。仕方がないので改めて線画だけレイヤーのPSDを読みました。
同様に緑の線はPrecrerateで入れたものです。仕方がないので塗りつぶしレイヤーはProcerateで地道に塗ることになりました。できるだけ手早くできるようにしたいです。