みんな鬼の絵ばかり、悪いことをしていない鬼を殺しに行く桃太郎が悪い話ばっかりするので、正調鬼退治を描きました。
よく話される桃太郎の話では鬼の悪行もそれを桃太郎が知ることも描かれていない。だから桃太郎こそ鬼畜というのは物語の外を読むことも想像することもしていない。まぁ、何考えても自由なので悪いことをしていない鬼を桃太郎が無意味に惨殺しに行く話でもいいけどな。それはいいこと言ってるつもりになってるだけだぞ。
今回はあえてレイヤー効果を多用したり途中経過を撮影していたので載せます。
鬼の首を引きちぎるところだけを決めてアタリをとります。
慣れたおっさんと鬼なので空で描きます。何も見なくて描けるわけでなくて、日頃から観察していたり描いているので特別資料を見なくても描けるのです。
描きます。最近はボールサインiDばかり使っています。本当はエナージェルにしたいのですが、使わずに捨てるのはもったいないので使い切ろうと頑張って描いています。銘柄は単に好みでボールサインiDも良いボールペンです。
どんどん描き進めます。
ボールペンで描いているのはボールペンで良いし、ボールペンも良いからです。線の強弱は難しいですが、もともとそこに依存した絵を描いていないのでどっちでもいいです。油性インクより水性かゲルインクが良いと思います。
血をどうやって描くかや大太刀の細かいことを全く決めていなかったのでこの時点で迷いだしています。
じゃんじゃん描きます。
迷っていても進めます。消しゴムで消している時間と作業が嫌なので修正などはしません。仮にする場合はこの段階ではなく、色を塗るときにやります。しかし、色を塗ることはこの段階まで考えていませんでした。
描けたので撮影。これから塗ります。紙は練習兼暇つぶしなのでチラシの裏です。じゃなくて今回はカレンダーの裏です。仕事でもチラシの裏とか多いけどなw。このまま納品しないし、まだ途中なんで気にしてないです。インクが定着するなら何でもいいんじゃねwと思っています。この絵描いてるのもクリアファイルの上だし、塗るときはiPad抱えて膝の上だからね。
もう正直どこでもいい。自分で快適に描ける場所なら何でもいい。しかし、他人に描く同義や場所を押し付けられるのは絶対に嫌。嫌な理由はそれでうまく出来なくて意見しても通らないことが多いから。通らない人だからこそ、描きもしないのに道具や場所を押し付ける。
塗ります。地味にコツコツ。色塗りについてはただ普通の丸ブラシで塗るだけです。レイヤーも線画と塗りの2つだけです。いっぱい分けるの面倒ですし。アニメの素材じゃないんで右上から順に描いて完成できればそれでいいことですし。
今回は線画を別にできないので実直にブラシツールで塗っています。これは線画の描かれているレイヤーの合成モードを乗算にしています。もしかしたら線画の部分だけ選択できるなら線画だけレイヤーにして塗りつぶしツールが使えるようになる。
どなたかProcreate線画部分だけレイヤーにできる方法を御存知でしたら教えてほしい。
ここからレイヤーワーク。完全にコンピュータに依存しています。同じ柄を合成モードを変えて重ねることで効果を出しています。いきなり描けるならこんなことやらなくていいです。オーバーレイでそのまま乗せます。
あ、背景は適当にブラシで斜めに線を引いただけです。特殊なことは何もやっていないです。
同じ柄を複製してオーバーレイの上に合成モードを輝度にして不透明度81%で乗せます。81%は視覚的に絵を見ながら決めたので中途半端な数値になっています。以降、複製した絵を重ねます。
合成モードをスクリーン、不透明度を28%で重ねて不要なところは消しゴムで消します。
最後に通常モードで不透明度16%で合成します。
紙にボールペンのドローイングにProcreateで彩色。