何度目かの野良犬を見ていた。

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野良犬(1949年 日本 監督/黒澤明)

終戦から5年後の日本が舞台で、当時はそれが現代だったのに、今見ると過去の話をしているようだ。現代は何時までも現代じゃないんだね。
戦後を直接扱わずに戦後を描いていると思います。
物語は刑事ものの原点のような内容なので、これも今から見るとありきたりに見えるかもしれない。それはこのアイデアが面白くて皆、何度も使ってしまったからだ。

主人公が自分の盗まれた拳銃に固執することで個人的な話に見えるように作られていて、話が壮大にならず集中して見れる。単に経験の少ない若造なだけだともいえるが。

二回目からは対位法を気にして見ると面白さが増すよ。



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