大昔のテレフォンカード。事情があっていろいろ整理していて発掘しました。
当然訳も分からず出してきたのではなく、自分デザインしたのです。このイベントは二年続けてやっていたんだね、すっかり忘れていた。一回だけだと思い込んでいた。98年はキャラクターだけ六角大王でモデリングしてBryceという3DCGソフトでレンダリングじゃなかったかな。99年はロゴタイプも含めてLightWaveで全部作っています。背景の空は3DCGじゃないけど、写真を加工して作っています。空の写真は印刷すると青が濁るので写真をグレースケールのマスクにして青色のグラデーションを切り抜いているのです。だから新聞社名のところに雲があるのです。

あー、ロゴタイプはどちらも自分でデザインしていまして、99年はTVCMも作ったんだよ。コンテ切って3DCG部分だけ自分で作りました。MAと前後の告知みたいなのは放送の人にお任せだったので80年代の安いVPかAVみたいなSEがついていました。たしかTVCM用の3DCGを利用して新聞広告も作った記憶があります。キャラクターのデザインを変えたのはアニメーションで表情をつけたかったからです。
たまたま、比較的自由に作らせてもらえたので3DCGに限らず、デザイン面でもいろいろ試しにやりました。3DCGは事務所の上司がMac至上主義の人でwindowsマシンでさらにLightwaveで作っていたのでめちゃくちゃ怒っていました。ShadeとMacで当時オンエア素材を作るのはほぼ無理だったのにどうしたらよかったんでしょうね。Macが好きかどうかじゃなくて、やりたいことや出来ることのために何が必要か調べて使えるようにしてるだけですよ。個人のWindowsマシンを持ち込んだのは良くなかったな。それは申し訳ない。あ、違う、それは一つ前の仕事だ。これはその事務所を辞めて、新聞社の子会社広告会社に移ってからだった。結構思い出すね。ということで、大昔の仕事でした。