たぶん八月から二ヶ月展覧会を開催するので、見にきて欲しいと描くと、すでに展覧会を今やっているのに何を言っているのかと問うならば、
8、9月は新作の展示なのです。で、また会場で絵を描きます。似顔絵を描くかもしれないし描かないかもしれないので、皆も来てみたらいいんじゃないのと思います。
とてつもなく素晴らしい絵ではないですが、毎回頑張って描いているので労う程度でいいので見てほしいとも毎回思っています。
この展覧会をやって尚且つ感想を書いてもらうようにして痛感したのは、アートハウス(という名前のデザイン会社にいたのだよ)にいた頃から会社の福利厚生か広報宣伝かどっちの名目でもいいけどやっとけばよかった。いくつかの場所でやってみて、展示できるのはせいぜいA1サイズを10枚程度なんだよね。主宰込みで十人いればノルマ一枚で年一で開催で十分だし、今やってるみたいに同内容を場所を変えて二、三箇所まわってもいいし。
展示内容はテーマを決めてもいいし、決めなくてもいいし。見る人のことを考えるとテーマがあった方が見やすいけどね。
年に一枚か二枚でコンピュータで作るなら楽勝じゃん。生成AIって意味じゃなくて。社員の福利厚生の名目なら展覧会開催費用も経費にできるし、そのくらいは考えられるよね?
全然問題なくできる。会社でやると上司が部下の制作に口出すだろうけど、それは良くない。部下の絵が上司の猿真似で展示されるのは見ていてつまらないよ。完全にアカン部分は修正すべきだろうけどね。
重要なのは感想を書いてもらうことです。自分たちが良いと思っていることや、作ったもので伝えたいことが本当に伝わるものなのか、思いの外書いてもらえます。
仕事を始めて随分経つのにいつまでも謙遜もしていられなく、ある程度自分がどのような視点で評価されるか認識も必要じゃないかと思っていて、そのためにも感想は役立ちます。
ネットだとコメント欄があると攻撃的な文が並ぶ可能性が高いけど、通りすがりで足を止めて尚且つペンで書いてもらうのはよっぽど心を動かさないとあり得ない行動なので、「見たよ!」くらいを一言でも書いてもらえるのは、とてもとても有難く、身になるのです。
展覧会を若い頃からやっていれば大分制作に対する見方を違ったと思う。
とか思いましたので、八月九月の展覧会は冷やかしに来て欲しいですね。