王になろうとした男(原題/THE MAN WHO WOULD BE KING)(1975年 アメリカ 監督/ジョン・ヒューストン)
今となっては分かりやすい物語の進行。スタンダードといってしまったほうが楽な気がする。あれに似ている、これのパクリなど言わなくていいからだ。
主演の二人がスパイ映画に多く主演している役者であることを知っていると、より楽しめる。
1875年にシンプルな話とか物語の構造ということは無い気がするので、ルーツになるような物語や映画があるんだろうね。
ちょっと古い映画を続けて見ているので、この映画が随分と垢抜けて見える。多分ロケが多くなり、画角もワイドになっていることが大きいと思う。レンズも標準以外を多用していることも効果を挙げているんじゃないかな。