書を捨てよ、町へ出よう(1971年 日本 監督/寺山修司)
寺山節をそのまま映画にしたもの。当時はタバコを呑むことが一般的だったので、ずーっと登場人物がタバコを吸い続けている。呑むで統一するつもりだったのに“吸い”が変換候補に出てしまったので、そのままにする。この当時の特に今で言うサブカルの若者は何かにつけて理屈をつけ、当時の大人に当たる人たちや社会に対抗していたのにタバコだけは理屈をつけることもなく止められなかったようだ。タバコの扱い方は時代によって変化が大きくあるので、気にしてみてみるといいと思うよ。