看板は今日も制作中。
依頼のものは途中経過をあまり見せられないので、ここでは展覧会用のお知らせの絵の経過を載せます。
ペン入れしていますけど、これは彩色用の第一ペン入れと言いましょうか、下書きの鉛筆などで絵具の彩色が汚れないようにするため、二人で描く都合上、下絵がわからなくなることを防いだり、形の共有をするためなどが理由です。画材は描くものによりますが、ほぼ油性マーカーです。顔料インクはどうかと言いますと、素材によってはインクが乾燥しないままとか、消しゴムをかけるとインクが引きずられたり、どういうことか水で流れたり、思ったようにコントロールが効かないからです。油性インクは耐水性なのに耐光性が弱いとか素材によっては滲んだり、発色が顔料インクに比べて弱いとか、結構弱点があるのです。
あくまでもあたりで最終的に見えなくなる線なので短期的に有効であればOKなのです。
この絵は今年の展覧会用の会場でのお知らせイラストなので完成したら展覧会場でご覧いただけます。