何度目かのウォッチメンを見ていたな。

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ウォッチメン(原題/Watchmen)(2009年 アメリカ 監督/ザック・スナイダー)

ヒーローを自称する人たちが自分のアイデンティティをコスプレして真顔で模索する話。
コスチュームに機能性が全く無いところがプレイだ。プレイしないDr.マンハッタンは服すら着ていない。奴こそヒーローなのか。ロールシャッハのマスクは自身と精神的に融合していて、所謂ヒーローだなと思ったが、真正面に正義が見えないんだよね。

ヒーローが年を取るところがよかった。日本のヒーローは殆どが人ではなくなるから加齢問題に言及されることが無いんだよ。最後にロールシャッハが正義のために己の死を厭わないことも重かった。けして正しくも無いし、望まれることでも、死ぬことで解決もしないことだが。
選曲がおもしろかった。

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