安い仕事なのでわざわざ書かずによそでたくさん使われている筆書きっぽいフォントを使えば良いのに書いているのはそのフォントを持っていないから。買えばいいのに持っていないのは資金が尽きたから。理由はもう一つあって、あれ、良い字か?僕ははらったり止めるところすらぴょんぴょんはねている文字はとても良いとは思えない。それに描けばオリジナルのコンテンツだ。あ、理由は3つあったね。書いているがこの字ではない。
あ、インク瓶があるのでインクで書いている感じですね。違います。インク瓶には墨汁が入っています。この瓶が便利なので使っています。筆置きはキットカットサイズの珪藻土の湿気取りを削って作りました。
実際に書いている字の一部。書き文字はたくさん書いて良さそうなものを選んで仕上げています。いくつか選んで、昔はスキャナーでデジタル化していましたが、今はこの様にしiPadで撮影しています。若干歪みますが僕がやりたいのは精密な筆致の再現ではないので許容範囲はこのくらいなのです。相当ざっくりです。撮影したら歪を修正してグレースケールにします。更にベジャ曲線のパス化してデザインの素材に活用します。このパス化して時点で筆の強弱は失われ、精密であっても単なるアウトラインを拾うことしか出来ないのです。てことでそんなに精密、神経質に撮影してくてもいいのです。もちろん許容範囲はあります。それは自分で決めましょう。