あわせ味噌カツ定食。なにのどこが合わせかと問うならば、味噌が合わせ味噌です。本来味噌カツの味噌は赤味噌ですが、このお店のある岐阜、愛知県以外の方は赤味噌が苦手な方もいらっしゃいます。苦手なのに味噌をソースにしてカツにかける、あえて好きというほどではないが積極的に嫌いというものでもないカツだったのに単に嫌なものに早変わりです。目も当てられません。それを多少でも和らげ、地元の名物でもある味噌カツを楽しんでもらえないかという工夫がこのあわせ味噌かつなのです。赤味噌のときもこの店は味噌を緩く溶いたものがカツにかかっていることはなく、味噌を使ったソースがかけられている。あわせ味噌も同様だ。僕は赤味噌でも美味しくいただけるので感想は的確ではないと思うが、美味しい。お店の料理だから美味しいのは当たり前なのだけど、とんかつを美味しく食べるためのソースになっているんじゃないかなあ。僕はキャベツに少しつけるものも好きです。甘い味が苦手でもそれがいいと思える、食材に馴染んでいる感じがするよ。ドーン!てくる雑な強さがないソフトランディングする味。キャベツにつけるのは、いわゆるソースの量を適切にできないことがままあるからだ。少し足りないと思って足したら多かったとか。少しづつつければそういった失敗がないんだよ。味噌でありながら新たに作られたソースでもあって、味噌カツを食べ慣れている人にもいいんじゃないかなあ。
毎度のソースは量ってるんだろうけど、ちょうどよい量なのはほぼハンバーグやカツを覆うようにかけられているからだろうね。味噌カツのように片側にかけているときは見えている部分を想定して流している。
忘れてた、トンカツは毎度の肉が締まっている食べごたえのあるカツです。
もう一つあった、サイドメニューを3つから選べてこれまでうどんと味噌汁で、3つ目のそばは選んでいませんでした。今回は3つ目を選択。うどんの腰がメチャクは強かったのでこれはどうかと期待するとそのとおりで、クオリティとしてはそばだけで満足する人もいるかもね。量はメインじゃないのでそんなに多くないよ。それでも普通のおまけで付いてくるそばよりうんと多い。うどんのときは先に食べきったので気にがつかなかったが、のんびり食べていると緩くなるので早めに食べきるのは美味しく食べきるコツじゃないかな。
コーヒーもオリジナルブレンド。本当にオーナーとシェフが豆を選びに選んでチューニングしたブレンド。